脇役から主役へ。カーテンを考える
居心地よい住まいに欠かせないディティールのひとつ。
家づくりを考えるうえで、後回しになりがちなディティール類ですが、居心地よい住まいづくりに欠かせないものばかりです。まずは、窓とともに暮らしの風景をつくる布、カーテンについて考えましょう。
◇美しくみせる
カーテンというと、遮光や目隠しといった機能面を考えて選ぶ方がほとんどです。大切なことは、いかに光をコントロールし、美しい暮らしの風景をつくるかです。
内側から見た景色、外側から見た景色がどのように映るのか。
カーテンを畳んだ時のボリューム感や垂直に吊るした時の表情も大切。
窓からの景色も時にカーテン次第で台無しになってしまうことも…。どんな光が差し込むのか。 カーテンを通して最適な光が室内に差し込むように、美しく映り込むように吟味したいものです。朝昼夜の時間帯別と、照明を付けた時のバランスをみます。
◇好きな布で
もちろん、機能性を重視せずお好みのテキスタイルを自由に吊るすことも可能です。既成概念にとらわれず、好きな布を好きな吊るし方で好きな所に。 扉や壁の代わりに空間を仕切るために使うことも出来ます。
テキスタイルの魅力を、窓辺で最大限に生かし堪能してほしい。是非、素敵な空間づくりを一緒に考えてみませんか。まずは、カーテンから(*^^*)木村